こんにちは、ひなた(@hinata_C_navi)です。
SNSを徘徊してたら四街道に新しくカフェ(喫茶店)がオープンしたという情報をキャッチしていた昨年末のこと。
ただ、場所がいまいちよくわかっていなかったのと、そこがコーヒーをはじめとするドリンク類しか提供がないということで、なかなか足を運ぶ機会がなく…
ようやく時間を作ることができたので「珈琲専門店 シーザー」を初訪問してまいりました。
四街道に昨年末オープンした珈琲専門店シーザーは持ち込みOKな昔ながらの喫茶店
四街道市役所の近く、「イタリアンバールGOCHI!」の横の少し細い道を入って進むと「日替わりシェフの店さくらそう」を過ぎた所にお店を構える「珈琲専門店 シーザー」。
市立図書館の駐車場、唐揚げ本舗だるまのちょうど真裏あたりに位置しています。
イタリアンバールGOCHI側から歩いていくと、お店の手前に専用駐車場があります。
縦列で2台分が駐車可能です。
さて、赤い屋根の入り口が目印となる珈琲専門店シーザー、この日お店に着いたのはちょうどランチタイムとなる12時ごろ。
外からちょっと覗いてみると、誰もいなさそうだけど…と店内に入ってみると…
やっぱり誰もいない。
落ち着いた間接照明がおしゃれな印象の店内には、カウンターが2席に
テーブル席が3つ。
とりあえず写真を撮りながらモジモジしていると、お待たせしちゃってごめんなさいね~と中から店主のお母さんが登場。
いえいえ、私は大丈夫ですよ!とお伝えすると、どこでもいいから好きなとこ座って~、と。
とりあえず一人というのもあったのでカウンターにしようか悩みましたが、たまたま先客はなくせっかくなので、テーブル席に着かせていただきました。
こちらの珈琲専門店シーザーは、事前情報通りコーヒーをはじめとするドリンク類のみの取り扱い。
- 小樽珈琲 ストロング
- 小樽珈琲 ソフト
- アイスコーヒー
- 南極ブレンド
- カフェオーレ(ホット・アイス)
- ジンジャエール
- キャロットジュース
- 甘酒ノンアルコール(ホット・アイス)
のメニューとなり、夏季限定で珈琲寒天もあるようです。
こちらのシーザーはドリンクのみの提供ですが、その代わり食べ物は持ち込みが可能というちょっと変わった喫茶店。
この日はコーヒーだけちょこっと飲みに来たので特に食べ物は持って来ませんでしたが、常連さんは結構持参される方が多いそうです。
さて、種類のあるコーヒーですが、初めてなのでシーザーおすすめとなる小樽珈琲をソフトでいただくことに。
ちなみに、ストロングだとそのなの通りガツンと深みのある味わいなんだそうですが、お子ちゃまな舌の私はちょっと不安になり、優しい口当たりだという”ソフト”でお願いしました。
店内中央に壁のように棚があり、そこにコーヒーカップがずらっと並んでいます。
これがインテリアなんだと思っていたら、じゃあ好きなカップを選んでちょうだいね、とお母さん。
その日の気分でお客さんがそれぞれ好きなカップを選び、そこにコーヒーを注いでいただくスタイルだそう。
え~なにそれ面白い!
シンプルなものから装飾が繊細なもの、喫茶店っぽい感じのもあれば、なんかアウトドアにも使えそうなものもあったり…
3つくらい同じものが揃っているものもあれば、1つしか無いちょっとレアなカップもあるし、悩む~!
といろいろ見比べていると、女ってそうなのよね~とお母さん。
男の人はめんどくさいからどれでもいいよ、とか言うんだけど、女の人はこんな時でもしっかり悩んじゃうのよなんて言われ、ほんとそう!
喫茶店っぽいコーヒーカップに決めて、小樽珈琲をいただくことに。
店内奥にはなにやらポットとお茶が置いてあり、珈琲以外にお茶が飲みたくなったら自分で勝手に入れて飲んでていいからね、とセルフコーナーまで設けられているこちらの珈琲専門店シーザー。
そこには、とにかくゆっくりのんびり、お客さんにはずっとここにいていいからね、という店主のお母さんの想いが詰まっています。
シーザーにはコミュニティールームとして個室のレンタルルームもあるんです。
というのも、このお店が元々は建築関係か何かの会社が入っており、奥に社長室として一部屋あったんだそう。
そこだけ別室になっているのを使わないのももったいない、ということでレンタルルームとして開放しているんです。
大きなテーブルを囲むように椅子が並び、5~6人が入れる空間。
お母さんのご主人が塾講師をやっているため、中高生のための英語指導を行ったり、ご近所のおばさま達のサークルの集まりなどでも利用されているそうです。
珈琲専門店シーザーでいただく小樽珈琲&サービスでチョコレートまで出てくるサプライズ
と、お話好きなお母さんと色々なお話をしながら待つこと数分、なんとまずテーブルに出てきたのは、コーヒーではなく
チョコレートの盛り合わせ!?
「チョコレートを摘みながらコーヒーを飲むと、すっごく合うのよ~」と力説するお母さんを目の前に、これはコーヒーとセットなのか…それともお通しのようなもので別料金なのか…?とかを悶々と考える私。笑
(チョコはお母さんのサービスだったよw)
小さい器に数種類のチョコが入って、すでに萌え。
と、そこから数分で私のオーダーした小樽珈琲(ソフト)が提供されました。
小洒落たカップにたっぷり注いでもらった小樽珈琲。
一口すすると、ふんわりと広がる深い香りとコクのある重厚な味わい。
それでいて、調和のとれたまろやかな後味で、苦味は少なめ。
ソフトにしたからだと思いますがこのままでとても飲みやすく、ミルクやお砂糖を入れるのはもったいないようなノスタルジーを感じる優しい味わいです。
その後もお母さんと色々お話をさせていただきましたが、こちら珈琲専門店シーザーを切り盛りしているのはお母さん一人だそう。
数十年前に、北海道の小樽で喫茶店をやっておられて、その時も同じ「珈琲専門店シーザー」という名前のお店だったとのこと。
その後この四街道に引っ越してきて、子育ても終わり自由な時間を取れるようになったから、また始めたの!というお母さんの笑顔にはとっても元気をもらいました。
私もお母さんみたいに楽しみながら何歳になっても色んなことやりたいっ!って思う。
チョコレートを摘みながらコーヒーを飲みながら「お母さんのお料理も食べてみたいな〜」なんて言ってみたら、そうするとやることが増えちゃうし忙しくなっちゃうからね…と言いながらも、1年くらいしたらやってみようかな、ともおっしゃっていました。
今は、とにかくお客さんにゆっくりとした時間を過ごしてもらうため、そしてお母さんご自身も無理なく自由に営業しているスタイル、ということでコーヒーのみの提供になっている模様です。
まとめ
場所がわからなかったこともありなかなか伺うことができなかった珈琲専門店シーザーですが、ご近所の方を中心に噂や口コミで徐々に広まりつつあるとっても居心地の良い喫茶店。
私もまるで実家に帰って来たかのようにすっかり落ち着いてしまい、仕事の息抜きにちょっと来ただけのつもりが1時間も滞在しちゃいました。(もっとずっと居られたけど)
コンセント使っていいからPC持って来て仕事していいよ!とまで言ってくれて、定期的に珈琲専門店シーザーが私の仕事場になる日が来るかもw
今時珍しい、アットホームであたたかい雰囲気の昔ながらなカフェ…というより喫茶店。
目まぐるしく過ぎ去る日常の忙しさをふっと忘れさせてくれる、そんな場所でありました。
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珈琲専門店 シーザー
千葉県四街道市鹿渡399−24
【営業時間】
月〜金 11:00〜17:00
土 11:00〜15:00
※日・祝定休