こんにちは、ひなた(@hinata_C_navi)です。
ダンナが29歳で胃がん宣告をされて胃切除の手術をしたんですが、この度無事に術後5年を経過し、担当医師からも卒業と認めていただきました。
ついに!ようやく!長かった5年間…
もちろん術後の不便な生活はこれからも続くわけではありますが、5年生存率とか言われていることもあり、やっぱり5年という節目は彼にとって大きな節目。
ってなわけで、お祝いじゃ~!酒もってこい酒!
…な勢いで、この日のランチは「鮨光」で贅沢させていただきますっ。
千葉中央駅から徒歩5分の鮨光はカウンターのお寿司屋さんなのに撮影OKな親しみやすい雰囲気
京成千葉中央駅の西口を出て徒歩5~6分、新宿公園沿いの真ん中あたりにお店を構える「鮨光(すしみつ)」。
2019年の5月にオープンしたまだまだ新しいお寿司屋さんなんですが、カウンターのみの所謂高級寿司店でありながら、ランチ営業もしている珍しいお店です。
実は以前、会社の忘年会ということで連れてきていただいたんですが、その時にこの鮨光にどっぷりハマってしまった私は、絶対にダンナを連れてきたい!とずっと企んでいたわけです。
もちろん高級なお寿司屋さんなので頻繁には行けませんが、こういうお祝いの日ならいいよね!ってことで、2週間前から予約をしておりました。
ランチのメニューは
- 極上にぎり 4000円
- 特選ばらちらし 3000円
の二種類となり、こちらのリーズナブルなランチ営業は平日限定、完全予約制となっています。
ちなみに夜は
- おまかせコース 13000円
- 店主おすすめ握り 10000円
となりますが、銀座などに比べるともちろん破格ということで、実は結構人気があるんだとか。
さて、この日は私は2度目とあって割と落ち着いて入り口のドアをくぐりましたが、初訪問となるダンナはその高級感あふれる店内に絶句…
こちらの鮨光はカウンター席が6席(多い時でも7席まで)のみとなっており、昼でも暗い店内は我々庶民には敷居が高すぎるほどの空間。
ですが、今日はお祝いなのでね!
お金もちゃんと持ってきたからね!
お飲み物は…?と聞かれて、ノンアルコールビールを頼むダンナ。
流石に昼からはね、今日は息子の英語塾の送り迎えもあるしね。
でもせっかくなので、私もいただきます。
で、こちらの茶色いトレー。
全席に置いてあって、なんだろう?おしぼり置き?とか思っていたら、なんと大将から「スマホ置いていいですよ!」の一言。
スマホ置きだったんだw
どうやら、お寿司の写真を撮るのにいちいちスマホを出したりしまったり…そしてスマホを出すのを忘れて撮り損ねた~!みたいなお客さんも多いので、テーブルに置けるようにしたんです、とのこと。
ということで、大将公認で撮影いたしております故。笑
寿司盛台が前回と変わっている…。
でも、やっぱり大将はとっても気さくで話しやすく、高級な雰囲気でありながらも居心地がよくて、食べる前からここに来れたということだけでもう大満足。笑
鮨光のランチ 極上にぎりは大将おまかせ10貫 クオリティの高い本格的なお寿司はどのネタも素晴らしすぎる
ということで、前回に引き続き今回も極上握り10貫です。
ちなみに、胃を切っていることにより一気にたくさんの量を食べられないダンナの方はというと、シャリ小さめで8貫でお願いしました(結果美味しすぎて9貫食べましたけど)。
まずは細かな包丁が入れられているこちらの鯵。
生姜の香りが良く、とろっととろけるような口当たりで一口目から贅沢すぎる〜。
続いて、赤貝。
赤貝は自分では好んで頼まないので、こうやって出てきた時にしか口にしないんだけど。
鮨光の赤貝はぷりっぷりで全然硬くない。
濃厚なくせに後味はあっさりとした旨味が染み渡って、これも本当おいしい。
こちらは鰯ですね。
その丁寧な包丁の入れ方に見とれながら、口に運ぶと
…なんだこれ?
とろっとろな脂の食感は、舌の上でほろ~んと溶けて噛んでないのに無くなっていく。
青魚独特の臭みもなく、こんな美味しい鰯のお寿司食べたことない。
そして、大トロ。
こちらも脂の乗りが絶妙で、しつこすぎず濃厚な旨味がすごい。
口の中の温度で脂の甘みが溶け出してくるのを実感します。
その脂、旨味がシャリに絡み、この世にこんなに旨いものがあったのか…というほどの一体感を生み出す最強のお寿司だと思う。
こちらはマグロ赤身の漬け。
柚子の皮をおろしたものが振りかけられているのですが、これによって柚子の風味がふわっと広がり、意外にもマグロとの相性は抜群。
鰯、大トロと脂をたっぷり感じるネタの後に、爽やかな後味がすっきりとした美味しさです。
いよいよ後半戦。
ここで出てきたのはスミイカ。
鮨光では季節によってネタも若干変わるということで、今時期はスミイカだそう。
このイカがまた、とにかく常識を覆すほどの美味しさで!
肉厚なのにその柔らかさと軽快な歯ごたえは驚きを隠せず、思わずウマッ…と声が漏れてしまうほど。
こちら、ウニですね。
軍艦での提供ですが、ウニ好きなんです私。
別に安いウニでも全く文句言わず食べるんだけど、本当にウニってその味わいは様々で、やっぱり料亭とかこういうお寿司やさんのウニは全然違う。
けど、ここ鮨光のウニはもっと違う。
シャリと海苔の台座に鎮座する山盛りのウニ様がこぼれないように、大きな口を開けて押し込むように頬張ると…目の前は大海原。
なめらかな舌触りに驚くほど濃厚な旨味。
これは何個でも食べられる。
ここでお椀。
一口すすると鰹の風味がぶわっと広がり、奥行きのある出汁の味わいがじんわりと体に染み込んでゆきます。
残るお寿司も僅かとなってきました、お次はイクラ。
皮がしっかりしていてちょっとやそっとじゃ潰れないほどパツンパツンに旨味を閉じ込めているそのイクラ。
意を決して歯を差し込むと、プチっと濃厚な旨味を弾けさせます。
抵抗してくる弾力のあるイクラたち…ありがとう、君たちはとっても美味しいよ。
こちらは飾り切りが美しい鯖。
鯖ってあんまりお寿司では食べないですけど、こちらも口の中でとろっととろけて、それはもう一瞬の出来事。
最後となるのは穴子、そしてだし巻き卵ですね。
この穴子もまた、どのネタにも引けを取らない美味しさ。
一口で食べようと大きく口を開けて頬張りますが、ふわふわっとした食感があったと思ったら、ほろっと崩れてとろけて無くなってしまい、こちらも一瞬。
ほどよい甘さと穴子の旨味がじんわりと口の中に残り、上品な後味とその風味を存分に堪能しました。
はい!出ましたお待ちかね、デザートのプリン。
これ、ほんっっっっっとに美味しいの!
大将曰く、最後にこのプリンを出すとみんなプリンの印象が強く残りすぎてしまうから、本当は出したくないらしい。笑
うん、大将がそういうのも分かるよ。
だって私も、もはや鮨光は
寿司屋じゃなくてプリン屋なんだと思ってる。
お寿司に合わせて試行錯誤して作ったという大将こだわりのプリン。
カラメルはなく、とろっと濃厚な卵の優しい味わいのみで勝負しているこのプリンですが、そんじょそこらのスイーツ屋さんに比べたら桁違いにうまい。
コクがありしっかりした甘さが〆のデザートとして満足度の高い一品。
たっぷりお寿司をいただいたくせに、こちらのプリンもペロリと完食。
贅沢で楽しい時間ととっても美味しいお寿司(とプリン)をありがとうございました^^
まとめ
ということで、2度目のランチ訪問が叶った千葉中央の「鮨光」。
帰り際からすでに、また行きたい〜!ってなるほど、本当に美味しいお寿司に贅沢な時間を過ごせる貴重なお店です。
ランチ営業は宣伝としてやっているようなもの…と言う大将ですが(そりゃそうだよね、破格だよね)気さくに色々なお話をしてくださるので、居心地も良くて肩肘張らずに過ごせます。
鮨光がどんどん人気になってきたらランチ営業も無くなってしまうかも…と考えると、あと2〜3回は行っておかなければ!と早速次の予定を立てている私なのでした。
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鮨光
千葉県千葉市中央区新宿1丁目2−6 ゼファー千葉中央パークサイド 1F
【営業時間】
12:00~14:00/17:30~22:30
※不定休