こんにちは、ひなた(@hinata_C_navi)です。
息子の髪の毛を切りに、若葉区千城台の1200円カット専門店CUT WORKSを伺ってみたこの日。
なんと臨時休業で、残念ながら切ってもらうことができず…
仕方ない、帰ろうか…というところで「ラーメン食べて行かない?」と我が家の長男。
CUT WORKSの隣にあるラーメン屋のいい匂いにやられたな、こりゃ。
ということで「めん処 時代屋」へかなり久しぶりに寄ることに。
千城台で長らく営業しているラーメン店 めん処時代屋を久々訪問
若葉区千城台東、千葉都市モノレール千城台駅から南へ進み徒歩約7分。
千城台南中学校の斜め向かいあたりとなる商店街の中にお店を構える、昔ながらのラーメン屋さん「めん処 時代屋」。
実はこの時代屋、私が高校生の時(もう20年近く前ですけど)にちょくちょく通っていたラーメン屋でもあります。
確かあの頃は店主さんが頑固で無口で…みたいなイメージがあって、高校生だった私は初めて背中で語る漢を見たような見ないような。
入り口のドアをガラガラッと開けようと手を伸ばすと…
自動ドアのボタンがついてるw
そりゃ20年も経てば入口のドアが自動になるか。
うーん、時代を感じるわ。(時代屋だけに)
店内はテーブル席が2つと厨房を囲むようにL字型のカウンターがあり、合わせると20席くらいはあります。
この日は祝日、しかもランチタイムど真ん中の12時過ぎだったため、意外にも店内には土木関係と思われる作業着姿の常連おっちゃん達を中心に大賑わい。
お客なんて誰もいないかと思ってたけど、ここまで混んでるとは…
と、空いていた奥のカウンターへ進みます。
テーブルにはメニュー表はなく、壁に貼ってある手書きのこちら。
- 正油ラーメン
- みそラーメン
- しおラーメン
- 白(とんこつ)
にはじまり、醤油とみそ、時折白に対してはそれぞれ
- チャーシューメン
- スタミナラーメン
- 豚めしラーメンセット
- 半チャンラーメンセット
- ねぎラーメン
とバリエーションがあるようです。
さらに見ていくと
- つけめん
- チャーシューつけめん
- 半チャンつけめんセット
- きむちラーメン
- 具ナシラーメン
など、その種類は豊富。
また、壁には他にもメニューがあり、ねぎ担々麺やたんめん、サイドメニューとなるぎょうざなどもしっかり用意されている模様。
なかなか年季の入ったこちらのメニューたちですが、息子に聞いてみると「しょうゆラーメンがいい!」とのことで、この日は正油ラーメンと餃子をオーダーすることに。
めん処 時代屋でいただくザクザク餃子とニンニク風味のパワフル系背脂醤油豚骨ラーメンが予想外の美味しさ
想像以上に繁盛していためん処 時代屋。
店主のおじちゃんは一人で注文をさばいているため若干時間がかかり、10分ほどにてまず餃子が提供されました。
一皿5個となっており、しっかり焼き目のついた香ばしい香りを漂わせているこちらの餃子。
醤油にバウンドさせて一口かじると、パリッというよりザクッとしたカリカリ食感。
ん、この焼き加減、好きだ。
中の餡はニラやにんにくなどのスタミナ系で、ガツンとパンチのある味わい。
男の人が好みそうな無骨な仕上がりがまた時代屋らしい。
その数分後、「待たせちゃってごめんね~」と、あの時代屋の頑固おじちゃんか!?と耳を疑うほどのいたわりのセリフと共に提供されたこちら、正油ラーメン。
いやいや、無口で無愛想じゃなかったっけ!?
や、20年もすれば人はそうやって角が取れて丸くなっていくのかな…河原の石ころのように…。
…じゃなくって!
当時の千城台では珍しかった背脂系の醤油豚骨スープ。
いや、その当時は背脂は使っていたのかいなかったのか…ただパンチの効いたラーメンだなとは思っていたんだけど。
トッピングはワカメ、のり、メンマ、刻みネギといい意味で昔ながらのラーメン屋さんらしいラインナップ。
スープの背脂はさほど多くはなく、背脂系のラーメンとしてはあっさりしていて飽きのこない上品な風合い。
ギトギトした感じはなく、背脂の甘みを感じるライトな豚骨スープにニンニクがほんのり効いていて、大人しさの中に垣間見えるやんちゃな一面を感じます。
そのスープを吸ってしっとりとした海苔、シャクっとした歯ごたえが気持ちの良いメンマなどトッピングも楽しみながら
それらの下に潜んでいるのは中太の麺。
ノーマルだと若干柔らかめの茹で加減なので硬めが好きな方はオーダー時にお願いするのが良いかと。
ただ、私的にはツルッと食べやすい優しい食感が好きです。
で、これですね。
時代屋といえばそう、この30cmはあるであろうロングチャーシュー!
初めてこれを目にした時のあのトキメキ…甘酸っぱい思い出よ。
これほどまでに長い時代屋のチャーシューですが、厚みもそこそこで1枚でも食べ応えはかなりあります。
口に運ぶと、見た目以上に柔らかい食感。
そして脂身の甘みと凝縮された肉の旨味がジュワッと溢れ出します。
トロッと柔らかくそこまで濃い味わいではないので、これだけのサイズでもぺろっと食べられてしまう不思議。
息子と取り分けたこともあってかあっという間に完食となり、お会計をするべくおじちゃんを呼ぶと「今日は時間かかっちゃってごめんね!」とまたしても予想外のイケメン対応。
なんだか話しやすい気さくな雰囲気になったと感じるのは、もしかして私が大人になっておじちゃんと対等に向き合えるようになったから…?
思わず、わたし実は高校生の時にちょこちょこ来てたんですよ〜なんて言ってみたら、「あ、やっぱり!見たことあると思ってたんだよ〜」だってw
寡黙で頑固で無愛想な記憶は幻だったのかな…
自分の記憶に自信がなくなるわw
とにかく、長いこと変わらず元気で営業していてくれて嬉しかったです。
まとめ
と、かなーり久々に伺うことができました「めん処 時代屋」。
昔ながらの中華そば、といったその外観からは良い意味で期待を裏切るパワフル系な背脂ラーメンがいただける穴場ラーメン屋さん。
今時珍しく店内は喫煙OKということもあってか、地元のおじちゃんおじいちゃん達に常連さんの多いお店ですが、勇気を出して入ってみるとその予想外の美味しさに驚くこと間違いなし。
千城台近辺に行った際にはぜひともまた寄りたい大好きなラーメン屋さんです。
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めん処 時代屋
千葉県千葉市若葉区千城台東1丁目4−6
【営業時間】
水〜月/11:00〜23:00
火/11:00〜14:00、17:00〜23:00